ローン金利の種類
ローン金利と返済方法は数種類あります。基本的には
元本(がんぽん)と
金利利率(実質年率又はアドオン年率)と
返済期間があれば月々の支払額も総支払額も計算できますが、返済内容によって変わってきますので、現在の借入についても、借換えや
おまとめローンを新たに組むにしても
返済計画に必要な知識なのでしっかり勉強しておきましょう。
元利(がんり)やら元金(がんきん)やら似たようなとっつきにくい名前ばかりですが、月々の支払額と総支払額を気にして見てもらえれば、わかり易いと思います。尚、実際の金利計算の方法は次のページで説明します。
数字が苦手な人!ここであきらめてはだめですよ!
残高スライドリボルビング方式
消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど、融資を受けつつ同口で
限度額まで追加融資をするタイプのローンがこの方式です。毎月一定額(最低返済額)以上を返済します。返済の都度、借入残高に応じて金利が見直され、金利・返済額は以下の種類があります。
尚、この方式は、通常月々の返済時にそのとき発生している金利を支払ってしまうので、元金だけが次月に持ち越される(スライドされる)ところから、接頭に残高スライドとついています。
・残高スライド元利定率リボルビング方式
元金から決まった定率(契約内容による)の元金充当額+利用日数に応じた金利を支払います。
月々の支払額はだんだん減ってきます。
・残高スライド元金定額リボルビング方式
一定の元金充当額+利用日数に応じた金利を支払います。
当初の返済金額が大きくなりますが、
最も早く返済できるリボルビング方式です。
・残高スライド元利定額リボルビング方式
月々の支払額は、一定です。金利充当した残りが元本返済に充てられます。
元本がなかなか減らないので
最も総支払額が多くなるリボルビング方式です。リボルビング方式の大半がこの方式です。
元利均等返済方式
通常数年で返済をする一般ローンは大半この方式です。月々の支払額が一定で、借り手は
返済計画が立てやすく、貸し手も金利を多く取れるので普及した方法です。返済初期は金利充当率が高く
元本がなかなか減りませんので、金利が数%違えば金額が大きくなったり返済期間が長くなると総支払額は相当大きく差が出ます。
元金均等返済方式
月々の返済額は元金を返済期間で割った固定額+借入残高に応じた金利となります。総支払額は、元利均等返済方式よりも低くなりますが、
返済初期の負担が大きくなります。
アドオン方式
アメリカから輸入された方式で自動車ローンなどでよく見かけます。当初の借り入れ元金に対し
アドオン金利を掛けて金利を計算し、返済期間で割った額を月々支払うので、計算が簡単で一定額の支払いで且つ
アドオン金利は非常に低く見え、一見いいように思えますが、ここまでをよく読んでもらえればピンとくると思いますが、月々返済都度、借入残高に対して金利を計算する方法ではないため、他の金利(実質年率方式)で表す金利と比較すると、
同じ利率表示でも総支払額が多くなります。
元金自由返済方式
学生ローン・フリーローンなどで見かける方式で、月々一定額(利用日数の金利相当額)を返済します。元金充当する分は、借主の都合で支払うことができます。
総じて見ると、同じ金利なら
返済が楽なローンは総支払額が多く、
返済がきついローンは総支払額が少なくなります。
住宅ローンでちょっと前に流行った「当初5年は返済額を少なく抑えるタイプ」のものがありましたが、まさにこれが楽なローンは総支払額が多くなる典型です。ボーナス払い併用の支払い方法も同じように元金が据え置かれる期間と割合が多くなるので総支払額が多くなります。